【チェスのルール⑤】進むときは真っ直ぐ、取るときは斜め前

 今回は、ポーンの動かし方について説明します。ポーンは他の駒と比べて動きが小さく軽視されがちな駒ですが、「ポーンはチェスの魂」という格言もあるくらい、なくてはならない重要な駒です。

ポーン

 歩兵であるポーンは、基本的には1手で1マスずつ直進するのみで、後退はできません。ただし、まだ一度も前進していないポーンに限り、2マス進むこともできます(図1)。もちろん1マスでも結構です。

図1

図1


 他の駒と違って、進路上にある敵の駒は取れず、目の前のマスをブロックされてしまうと完全に身動きが取れなくなってしまいます。その代わり、斜め前のマスに相手の駒があれば、その駒を取って進むことができます。進むときは真っ直ぐ、取るときは斜め前と覚えてください(図2)。

図2

図2


 敵の妨害をかいくぐって敵陣の一番奥のマスまで到達すると、キング以外の好きな駒に昇格(プロモーション)することができます(図3)。通常は一番強いクイーンになります。

図3

図3


 相手のポーンが自分のポーンの利いているマスを通過して2マス進んできたとき、その直後の手に限り、そのポーンが1マスしか進んでいないとみなして取ってしまうことができます(図4)。このような動きをアンパッサンといいます。

図4 アンパッサン

図4 アンパッサン


 一度でつかむのは難しいので、今後実戦を見ていく中でおさらいしていきましょう。


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